室蘭市では、少子化による小規模校の増加や校舎の老朽化、耐震等の諸問題を解決し、望ましい教育環境の整備を進めるために、第1期適正配置計画を策定し、平成15年に海陽小学校、平成18年に星蘭中学校、平成19年に地球岬小学校とそれぞれ新設統合校が開校しました。
その間、平成17年には第2期適正配置計画が策定され、平成22年に旭ヶ丘小学校、平成23年の翔陽中学校、平成24年の桜蘭中学校の開校と続きました。
また、平成20年からは、適正配置計画で中央・港南地区の小中学校の統合が検討の対象となり、平成21年6月には「平成25年4月に室蘭市立北辰中学校と室蘭市立港南中学校の2校を統合し、室蘭市立北辰中学校敷地に新設校を建設開校する」ことが決定。その後、統合推進協議会での協議を経て、基本計画が決定されました。
平成23年1月に新校名「室蘭市立室蘭西中学校」が決定。同年7月より「室蘭市立室蘭西中学校」新校舎建設作業が開始され、平成24年11月末に新校舎棟、平成26年3月にグラウンドが完成しました。
平成25年4月に室蘭市教育委員会より開校宣言がなされ、室蘭市立室蘭西中学校が14学級(支援学級2を含む)で新しい歴史の一歩を歩み始めました。
旧港南中学校 校舎
旧北辰中学校 校舎
現室蘭西中学校 校舎
この教育目標が、室蘭西中学校区における義務教育9年間を通して目指す教育目標、教育課題となります。
この教育目標は、室蘭西中学校区学校運営協議会(コミュニティ・スクール)」が目指す目標ともなります。
明日へとつながる希望の太陽の中に、学校(室蘭市立室蘭西中学校)が永遠に続いて欲しいという願いを込めました。
また、羽ばたき向かい合う二羽のハヤブサには、互いの共生を通して、自立し克己心を持って、絆、友情、感謝など、学校の指標である「進取創造」に主体的に取り組み、輝かしい未来を切り開くとともに、国際社会に大きく羽ばたき活躍する人材の育成の願が込められています。